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「第二領域経営®」を商標登録しました。

「第二領域経営®」を商標登録しました。

第二領域経営®は中小企業診断士・水谷弘隆による登録商標です。9月12日付けで特許庁審査官より登録査定を受領しました。

スティーブン・R・コヴィーは『7つの習慣』の中で、有名な時間管理の考え方、「緊急性・重要性マトリックス」を提示し、世に広めました。これは、タスクや活動を「緊急性」と「重要性」の2つの軸で分類するツールです。

緊急性・重要性マトリックスには以下の4つの領域(クワドラント)があります:

第一領域:緊急で重要(危機的な事項、プレッシャーの下での問題解決)

第二領域;非緊急で重要(計画、関係の構築、新しい機会の認識)

第三領域:緊急で非重要(中断、一部の電話やメール、急を要するが価値が低い問題)

第四領域:非緊急で非重要(無駄な時間、逃避的な行動)

時間管理の第二領域は「非緊急で重要」なタスクを指します。これは真に価値があるが、緊急性を持たないタスクや活動を指します。例えば、自己啓発のための読書、家族との時間、健康や運動、計画や目標設定などが該当します。この領域のタスクは緊急性がないため、放置されやすいが、長期的に見て最も価値のある成果を生み出す活動が多く含まれています。

コヴィーは、真に効果的な時間管理のためには、この第二領域に焦点を当てることが重要であると主張しています。なぜなら、ここに注力することで、第一領域(緊急で重要)の危機的状況を予防し、生活の質を向上させることができるからです。

これを経営に当てはめると、経営者が真に注力すべきことは全て第二領域に位置付けられます。経営戦略の策定と実行、人材の育成、機能的な組織の開発、DX推進、強靭な財務体質構築、海外市場の開発など

ところが中小企業経営において、経営者は日々第一領域の課題や業務に追われ第二領域に手が付いていないのが現実ではないでしょうか。退職者補充のための採用活動、納期遅れへの対応、資金繰り対策、品質クレーム対応、値下げ要求対応などなど

One Step Beyond株式会社では、中小企業経営者が第一領域の業務を手放して第二領域に集中できる環境をつくる経営サポートを根幹に据えます。その理念を表すべく「第二領域経営®」を商標として登録しました。「第二領域経営®」で、世界で戦う中小企業を創ります!

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